岸辺のふたり
〈作者・訳者〉
マイケル・ヂュドク・ドゥ・ヴィット 作
うちだ ややこ 訳
〈出版社・値段〉
くもん出版 1,300円+税 2003年
大きさ:20.2cm ページ数:32p
ISBN:9784774306537
絶版ですが、図書館で借りたり、アマゾン等で購入可能です。
〈対象年齢〉
小学生~
干潟の土手の道を父と娘は自転車に乗って走っていく。
自転車を止め、父は幼い娘に別れを告げて一人ボートで水平線に向かってこぎだした。
娘は陽が沈むまで待っていたが、父は帰ってこなかった。
季節が移り変わっても、少女から大人になっても父は帰ってこなかった。
娘はずっとずっと父を想い続けた。
時が過ぎ、年老いた娘は今日も岸辺を訪れる。
ふと、思い立って、今や枯れ果て、水の消えた岸辺の土手を降りていくと、そこにはあの日父が乗って行ったボートがあった。
ボートに身を横たえ、眠りにつく・・・。
目を覚ました娘の元を訪れたのは、ずっと想い続けた娘の父親であった。
ひたむきな想いの先には、親子の変わらない永遠の愛がありました。
父を想う気持ちが切なく描かれ、ページを開くたびに静かに流れていく時間を感じます。
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- がんについて子どもと話をするときのヒント
- 思春期の子どもを支援するための助言
- 子どもの発達段階と悲嘆の表現
- 家族ががんになった子どもを支える:診断について
- 家族ががんになった子どもを支える:治療について
- 家族ががんになった子どもを支える:予後について
- 家族ががんになった子どもを支える:10代への配慮
- 家族ががんになった子どもを支える:いつでも話ができるように
- 配偶者の死後、子どもに新しいパートナーについて話すことについて
- 子どもだって知りたい
- Hope Treeよりお送りしている小冊子
- オリジナル資料
- オリジナル資料2
- オリジナルメッセージ
- 迷ったときに手にする本
- おかあさんが乳がんになったの
- 発病から治療中
- またね
- いつだってスタートライン(詩)
- 3つのなぞ
- たいせつなこと
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- 恵みのとき 病気になったら(詩)
- だんろのまえで
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- お父さん・お母さんががんになってしまったら
- おかあさんだいじょうぶ?
- あさになったのでまどをあけますよ
- ママ、なんで?びょうきのママにききたいの
- 末期から死別後
- 絵本版 象の背中 -旅立つ日-
- あの夏
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- 大切な人が死んじゃった トレボー・ロメイン こころの救急箱
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- 岸辺のふたり
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- 大切な人を亡くした子どもたちを支える35の方法
- あさになったのでまどをあけますよ
- いのち全般
- あの犬が好き
- がんになった親が子どもにしてあげられること
- 葉っぱのフレディ-いのちの旅-
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- ナヌークの贈り物
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