またね
〈作者・訳者〉
大谷美和子 作
岡田まりゑ 絵
〈出版社・値段〉
くもん出版 1995年
ISBN:9784774300122
絶版ですが、図書館で借りたり、アマゾン等で購入可能です。
〈対象年齢〉
小学生~
小学6年生の麻美は、ある日、お母さんが乳がんであることを知りました。
急きょ入院することになったお母さん、これからいつもと違う日がはじまる・・・
単身赴任先の福岡から帰ってきたお父さんに麻美は聞きました。
「お母さん、死なへんよね?」
お母さんの乳がんをきっかけに「生きること」や「死」について考えるようになった麻美。
不安を抱えながらも、普段通りの学校生活、そして赴任先に戻ったお父さん、一人ぼっちの家庭生活が、麻美の不安で押しつぶされそうな気持と一緒に描かれています。
お母さんと同じ病気の人が麻美に教えてくれました。
「生きていればいろいろあるの。だから楽しいの。悲しいこともつらいこともある。だから、うれしい事、楽しい事がいっそう深く味わえる・・・」
不安なのに誰にも相談できないとき、どうしたらよいのかわからないとき、もしかしたらこの本がその答えのヒントを教えてくれるかもしれません。麻美と一緒に何かを感じてくれたらと思います。
- 子どもに伝えるときは3つの“C”を念頭に
- がんについて子どもと話をするときのヒント
- 思春期の子どもを支援するための助言
- 子どもの発達段階と悲嘆の表現
- 家族ががんになった子どもを支える:診断について
- 家族ががんになった子どもを支える:治療について
- 家族ががんになった子どもを支える:予後について
- 家族ががんになった子どもを支える:10代への配慮
- 家族ががんになった子どもを支える:いつでも話ができるように
- 配偶者の死後、子どもに新しいパートナーについて話すことについて
- 子どもだって知りたい
- Hope Treeよりお送りしている小冊子
- オリジナル資料
- オリジナル資料2
- オリジナルメッセージ
- 迷ったときに手にする本
- おかあさんが乳がんになったの
- 発病から治療中
- またね
- いつだってスタートライン(詩)
- 3つのなぞ
- たいせつなこと
- きずついたつばさをなおすには
- 恵みのとき 病気になったら(詩)
- だんろのまえで
- 月のかがやく夜に-がんと向き合うあなたのために-
- お父さん・お母さんががんになってしまったら
- おかあさんだいじょうぶ?
- あさになったのでまどをあけますよ
- ママ、なんで?びょうきのママにききたいの
- 末期から死別後
- 絵本版 象の背中 -旅立つ日-
- あの夏
- ぶたばあちゃん
- 水平線の向こうから
- 大切な人が死んじゃった トレボー・ロメイン こころの救急箱
- ポケットのなかのプレゼント
- つみきのいえ
- 岸辺のふたり
- くまとやまねこ
- アニーとおばあちゃん
- 大切な人を亡くした子どもたちを支える35の方法
- あさになったのでまどをあけますよ
- いのち全般
- あの犬が好き
- がんになった親が子どもにしてあげられること
- 葉っぱのフレディ-いのちの旅-
- いのちの時間
- ナヌークの贈り物
- ずーっとずっとだいすきだよ
- はるにれ
- よあけ
- かぜはどこへいくの
- よくある質問
- 参考サイト・資料
- 研究成果(論文・学会発表)
- 患者と家族の方へ
- 医療従事者へ