だんろのまえで
〈作者・訳者〉
鈴木まもる 作・絵
〈出版社・値段〉
教育画劇 1,100円+税 2008年
ISBN:9784774611082
〈対象年齢〉
幼児~
絵本を開くと、1本のろうそくが灯っています。それは静かで、暖かく、これから始まるお話を聴こうとしている私たちを歓迎しているかのようです。
どんなお話が待っているのでしょうか。
雪が降る山の中で迷ってしまった「ぼく」は、ドアがついた大きな木を見つけ、少しだけ休ませてもらおうと中に入ると、一匹のうさぎと動物たちが暖炉を囲んでいました。
うさぎは「ぼく」に「つかれたら やすめばいいんだ。むりしないで じっと してれば げんきに なるさ。」と言いました。
うさぎの言葉は、寒くて疲れた「ぼく」の心に、すーっと染み込み、何だか少し元気になったような気がしました。
暖炉の前でゆっくりと静かに過ぎていく時間は「ぼく」にとって必要な時間だったかもしれません。
そう、疲れたら無理しないで休むことも、きっと大切なこと。
耳を澄ますと「大丈夫、きっと大丈夫。」と、うさぎの優しい声が聴こえてきそうです。
この絵本は1ページ、1ページ、ゆっくりと読んでください。
きっと、あなたの疲れた身体と心を温かく包み込んでくれるでしょう。
- 子どもに伝えるときは3つの“C”を念頭に
- がんについて子どもと話をするときのヒント
- 思春期の子どもを支援するための助言
- 子どもの発達段階と悲嘆の表現
- 家族ががんになった子どもを支える:診断について
- 家族ががんになった子どもを支える:治療について
- 家族ががんになった子どもを支える:予後について
- 家族ががんになった子どもを支える:10代への配慮
- 家族ががんになった子どもを支える:いつでも話ができるように
- 配偶者の死後、子どもに新しいパートナーについて話すことについて
- 子どもだって知りたい
- Hope Treeよりお送りしている小冊子
- オリジナル資料
- オリジナル資料2
- オリジナルメッセージ
- 迷ったときに手にする本
- おかあさんが乳がんになったの
- 発病から治療中
- またね
- いつだってスタートライン(詩)
- 3つのなぞ
- たいせつなこと
- きずついたつばさをなおすには
- 恵みのとき 病気になったら(詩)
- だんろのまえで
- 月のかがやく夜に-がんと向き合うあなたのために-
- お父さん・お母さんががんになってしまったら
- おかあさんだいじょうぶ?
- あさになったのでまどをあけますよ
- ママ、なんで?びょうきのママにききたいの
- 末期から死別後
- 絵本版 象の背中 -旅立つ日-
- あの夏
- ぶたばあちゃん
- 水平線の向こうから
- 大切な人が死んじゃった トレボー・ロメイン こころの救急箱
- ポケットのなかのプレゼント
- つみきのいえ
- 岸辺のふたり
- くまとやまねこ
- アニーとおばあちゃん
- 大切な人を亡くした子どもたちを支える35の方法
- あさになったのでまどをあけますよ
- いのち全般
- あの犬が好き
- がんになった親が子どもにしてあげられること
- 葉っぱのフレディ-いのちの旅-
- いのちの時間
- ナヌークの贈り物
- ずーっとずっとだいすきだよ
- はるにれ
- よあけ
- かぜはどこへいくの
- よくある質問
- 参考サイト・資料
- 研究成果(論文・学会発表)
- 患者と家族の方へ
- 医療従事者へ
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