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思春期の子どものサポートプログラム Teen CLIMB

このプログラムの対象は、がん治療中の親をもち、親ががんであることを伝えられている思春期の子ども(中学生~大学生頃まで)です。Teen CLIMBは、全6回のプログラムを、毎回同じメンバーで行う少人数のグループです。参加前には面談を行い、参加が決まった方と6回をともに過ごします。各回でのテーマや活動内容は、下表をご覧ください。親グループも並行して開催しています。

 このプログラムは、2020年にThe Children’s Threehouse FoundationWendyらが開発し、2022年にHope Tree代表の大沢がファシリテーターの資格を取得しました。その後、2024年に笹川保健財団研究助成を受け、日本の実践者と当事者らの声を反映させた日本語版を作成しました。2025年からはファシリテーター養成講座も開催しています。

セッション 目的 気持ち アクティビティ
愛する人のがんの話を他人と共有し、孤独感を和らげる 幸せ・楽しい 家族のがんについて共有する自己紹介シート
がんとその治療について知識を得る 混乱 病院見学ツアーなど
悲しみの感情を表現し、緩和する 悲しみ 気持ちのお面作り、サポートシステムのリスト作成
Teenの持っている強さを引き出し、不安を緩和する 恐怖・不安 強さの箱作り
怒りの感情を適切に表現し、対処する方法を考える 怒り ターゲットプラクティス(怒りの感情を発散させる方法)を学ぶ
がんと診断された愛する親とのコミュニケーションを手助けする

別れの言葉と
区切りの重要性

Teenが選ぶ音楽と歌詞、励ましの言葉を共有する