2021.09.05
「がん教育に関する当事者の意識調査」を研究成果に掲載しました
第3期がん対策推進基本計画に「がん教育の推進」が盛り込まれ、「子どもに対しては、健康と命の大切さについて学び、自らの健康を適切に管理し、がんに対する正しい知識とがん患者に対する正しい認識をもつよう教育すること」を目指し、 2020年よりがん教育の実施が始まりました。
Hope Treeでは、埋もれてしまいがちな子どもの声を拾うために、2020年2月から9月にかけて、がんの親をもつ子どもとがんになった親である患者および配偶者を対象に、がん教育に関する経験や意識調査を実施しました。
この調査結果は、2021年6月開催の第26回日本緩和医療学会学術大会で発表しましたが、がん教育に関わる多くの方にもご覧いただき、がん体験者(患者家族)の子どもへの配慮について考える一助となればと、学会発表資料を公開いたします。
がん教育に関する当事者の意識調査 (1) ~がんを経験した親の立場から~
小林真理子(放送大学大学院臨床心理学プログラム)
がん教育に関する当事者の意識調査 (2) ~がんの親を持つ子どもの立場から~
井上実穂(国立病院機構 四国がんセンター)
アンケートのご協力いただいたみなさまに、あらためて感謝申し上げます。