2024.02.02
子どもの体験談のご紹介(子どもの視点から)
高校生の時自ら検索してHope Tree に繋がってくれた雅代さん、小学3年生の時にお母様が乳がんになり、中学3年生の時に亡くなりました。
朝日新聞のオンラインで、先日取材記事が掲載されました。有料記事ですが紹介いたします。
知らされなかった辛さ、亡くなってから、時間が経った今の気持ちの変化も語っています。
Hope Treeフォーラム2020で体験を語ってもらった時の講義録はこちらから読めます。
この度Hope Treeで記事を紹介するタイミングで、子どもたちと患者さんにメッセージもらいました。
★★がんのお父さんやお母さんをもつ子どもたちへ★★
不安(ふあん)なこと、心配(しんぱい)なこと、こわいこと、ひとりでかかえこまないでね。
あなたがじぶんの気持ちをはなせる人、はなしたいとおもえる人に伝えてみてください。
たすけてくれる人がかならずいます。あなたはひとりじゃないよ。
いい子になろう、つよい子になろうと、むりをしなくてだいじょうぶ。あなたはもういっぱいがんばっているからね。
ただひとつ、お父さんやお母さんのことをおうえんしてあげてください。
あなたの存在が、お父さんやお母さんの支えになります。
★★子どもをもつがん患者さんへ★★
病気になったお父さんやお母さんでも、私たち子どもにとっては、たったひとりの、大好きで、大切で、自慢のお父さんやお母さんです。
私たち子どもは、お父さんやお母さんのことをよく見ています。病気や治療のこと、これからのこと、お父さんやお母さんの気持ちを知りたいと思っています。
そして、お父さんやお母さんを助けたいとも思っています。
お父さんやお母さんに頼られると、とても嬉しいです。
だから、どうか、無理をしたり、頑張りすぎないでください。私たち子どもは、お父さんやお母さんのいちばんの応援団です。
~~~井上雅代さんより~~~