2011.06.02
Hope Tree フォーラム2011開催のお知らせ
2011年7月9日に東京、10日に岡山で、Hope Treeフォーラム2011を開催いたします。
今年は親のエンドオブライフの時期の子どものケアにフォーカスした内容で構成されています。
Hope Tree フォーラム2011
子どもが大切な人と別れる時、私たちにできること
―終末期がん患者・家族を支える―
【東京】
日時: 2011年7月9日(土)
場所: 東京ウィメンズプラザホール
(渋谷駅徒歩12分、地下鉄表参道駅徒歩7分)
定員200名(定員になり次第締切ります)
対象:医療・教育・福祉関係者
参加費:1,000円(資料代を含む)
親ががんの終末期になると、子どもは親の衰弱に気づき、怖さ、悲しみ、無力感を抱くといわれています。また、状況を知らされないままの突然の別れは大変な衝撃となり、深い心の傷となります。私たちはそうした子どもの心を理解し、援助するために何が求められるのでしょうか。避けられない親との死別に子どもが主体的に関わり、たくましく生きていく力を引き出すためのヒントを学びます。
プログラム
12:00 受付開始
12:30~14:00 講演
「子どもが大切な人と別れる時、私たちにできること―終末期がん患者・家族を支える―」(逐次通訳付き)
マーサ・アッシェンブレナー(MDアンダーソンがんセンター チャイルド・ライフ・スペシャリスト)
・子どもの死の概念
・子どもの悲嘆(反応・特徴・影響など)
・患者、家族への介入のポイント(多職種の関わり)
・悲嘆のケア
・悲嘆からの回復
14:00~14:30 質問コーナー
申し込み時にいただいた質問、また当日のフロアからの質問に対応します。
14:30~14:45 休憩
14:45~15:00 事例紹介
三浦絵莉子(聖路加国際病院 子ども医療支援室 チャイルド・ライフ・スペシャリスト)
終末期の患者さんとそのお子様やご家族にチャイルド・ライフ・スペシャリストができることを事例をとおして紹介
15:00~15:15 小冊子紹介
白石恵子(九州がんセンター サイコオンコロジー科 臨床心理士)
終末期の大切なお話を子どもたちに伝えるための小冊子の紹介
15:15~15:30 Hope Tree活動報告
大沢かおり(東京共済病院 医療ソーシャルワーカー)
Hope Treeホームページの紹介。CLIMB®プログラム(親ががんになった子どもへのサポートプログラム)の紹介。チャイルドサポートに関する医療者の認識調査の報告。
[講師]マーサ・アッシェンブレナー
カリフォルニア州立大学で児童発達学を学び、チャイルド・ライフ・スペシャリストとして働く。16年前からMDアンダーソンがんセンターにて、チャイルド・ライフ・プログラムのディレクターとして勤務。15年前、子どもが4歳の時に乳がんと診断され、手術と化学療法を受けた。その時の経験から、子どものいるがん患者に対する支援がないことに気付き、KNIT(Kids Need Information Too)プログラム(がんと診断された親とその子どもを、診断時、治療中、終末期に支えるプログラム)を立ち上げた。現在はMDアンダーソンがんセンターの“症状コントロール&緩和ケア”のプログラム・マネージャーとしてカウンセラーを務める。2010年にヒューストン神学大学院でカウンセリング学修士を取得。
申込方法: こちらからお申し込みください。
【岡山】
日時: 2011年7月10日(日)
会場: 岡山国際交流センター
(JR岡山駅徒歩5分)
定員150名(定員になり次第締切ります)
対象:医療・教育・福祉関係者
参加費:1,000円(資料代を含む)
9:30 受付開始
10:00~11:30 マーサの講演
11:30~12:00 質問コーナー
12:00~15:15 休憩
12:15~12:30 事例紹介
12:30~12:45 小冊子紹介
12:45~13:00 Hope Tree活動報告
詳細、お申込みは、こちらをご覧ください。
共催:Hope Tree・ノバルティス ファーマ株式会社
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