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2020.02.12

がんになった親とその子どもを対象としたがん教育に対する意識調査 アンケートご協力者を募集します

子育て期にがん治療を受けられる方が増加しています。ご家庭を支えながら、また親としての役割を果たしながら、厳しい治療を受け続けることは、体力的にも時間的にも、また心理的にも大きな負担を伴うものでしょう。子どもたちも、親の病気のさまざまな局面において、生活が変化しストレスを受けていると思われます。
そのような中、がん対策基本法に基づき、第3期がん対策推進基本計画において「がん教育」が盛り込まれ、学校における「がん教育」に、医師やがん患者・経験者等の外部講師の活用が推進されてきました。「がん教育」の授業等を実施する際には、がんに罹患した親を持つ子どもたちに対しての配慮を行うことが必要とされていますが、配慮の実態についてはまだ報告がされておりません。
そこで今回、がんになった親と子どもの支援活動を行っているNPO法人Hope Treeを通して、学校における「がん教育」とその影響についての実態を把握するために、がんになったお父様・お母様とそのお子さまを対象とした調査を行うことになりました。

調査の目的
学校における「がん教育」とその影響についての実態を、がん治療されたお父様やお母様とそのお子さまの視点から把握することで、「がん教育」を実施するにあたってどのような配慮が必要とされているかを探ることを目的としています。

調査の対象と方法
以下の条件を満たすお父様・お母様とそのお子さまに調査へのご協力をお願いします。
お聞きする内容は、主に学校における「がん教育」に関することです。
(1)がんと診断され治療をされた経験のあるお父様・お母様ご本人あるいは配偶者様のうち、小学4年生から高校生までのお子さまをお持ちの方
(2)上記(1)のお子さまご本人

この調査に関心がおありの方は、アンケートについてのご案内をいたしますので、9月末までに下記e-mailアドレスまでご連絡ください。

 なお、本研究は、NPO法人Hope Treeを活動スタッフである小林が所属している 放送大学研究倫理委員会の承認を得ております。

<問い合わせ先>
実施担当者:大沢かおり(NPO法人Hope Tree代表・医療ソーシャルワーカー)
e-mail :info@hope-tree.jp
研究責任者:小林真理子(NPO法人Hope Tree スタッフ)
〒261-8586 千葉県千葉市美浜区若葉2-11
放送大学大学院・臨床心理学プログラム教授・臨床心理士