2013.01.17
「大切な人と分かれる子どもの悲しみの理解と支援~終末期がん患者・家族を支える~」講演スライド
2012年7月に開催したHope Treeワークショップ2012「大切な人と分かれる子どもの悲しみの理解と支援~終末期がん患者・家族を支える~」の時に、スー・ハイニー氏が行った講演のスライドを日本語でこちらからご覧いただけます。
約26分の動画です。
子どもをもつ終末期の患者さんやご家族を支える医療関係者の方向けの内容ですが、子どもをもつ患者さんのまわりにおられる方(配偶者の方や、子どもにとっての祖父母、叔父・叔母など)にも参加になることと思います。
ただし亡くなられて日が浅い場合などは、ご覧になることでお辛い気持ちが生じることもあるかと思いますので、そのようは場合は無理しないようご自分で判断なさってください。
内容紹介:
大切な人を亡くす(または、亡くした)子どもの周囲の大人たちは、死について話すことで子どもを傷つけてしまうのではないか、子どもには抱えきれないのではないかと恐れ、その話題を子どもの前でどのように扱っていいのか分からずに、避けてしまいがちです。しかし、なにも知らされずに大切な人との別れを経験した子どもこそ、傷ついていることがあります。
そうした子どもの悲嘆と支援についての理解を深めていただくためのGOOD GRIEVING PROGRAMをご紹介する動画です。(2012年にスー・ハイニー氏が日本で行った講演内容です)
スー・ハイニー氏のご紹介:
サウスカロライナ大学看護学部教授。がんで亡くなる子ども、その家族、そして親ががんで亡くなる子どもに20年以上関わる。その経験から、子どものためのGood Grieving Program を開発し、サウスカロライナのコロンビアに住む子ども1,500 人以上にケアを提供。また、子どものグリーフについての論文を数多く発表し、子どもや新生児を亡くし悲嘆に暮れる親への死別プログラムや、子どもの悲嘆についての専門家教育プログラムに関しても研究開発している。
2011年7月に開催したHope Treeフォーラム2011「子どもが大切な人と別れる時 私たちにできること~終末期がん患者・家族を支える~」の時に、マーサ・アッシェンブレナー氏(MDアンダーソンがんセンターのチャイルド・ライフ・スペシャリスト)が行った講演のスライドを日本語でこちらからご覧いただけます。
約27分の動画です。
子どもをもつ終末期の患者さんやご家族を支える医療関係者の方向けの内容ですが、一般の方々もご覧いただけます。
内容紹介:
親ががんの終末期になると、子どもは親の衰弱に気づき、怖さ、悲しみ、無力感を抱くといわれています。また、状況を知らされないままの突然の別れは大変な衝撃となり、深い心の傷となります。そうした子どもの心を理解し、援助するために何が求められるのでしょうか。避けられない親との死別に子どもが主体的に関わり、たくましく生きていく力を引き出すためのヒントをご紹介します。(2011年にマーサ・アッシェンブレナー氏が日本で行った講演内容です。)
マーサ・アッシェンブレナー氏のご紹介:
カリフォルニア州立大学で児童発達学を学ぶ。1990年代半ばよりMDアンダーソンがんセンターにてチャイルド・ライフ・プログラムのディレクターとして勤務し、現在は同センターの症状コントロール&緩和ケアのプログラム・マネージャーとしてカウンセラーを務める。
「私だって知りたい!~親ががんになったとき 子どもに何を伝え、どう支えるか~」
親の“がん”を子どもにどう伝え、どう支えていくか、そのヒントをご紹介している小冊子、
「がんはどんな病気?~親ががんになったときに知っておいてほしいこと~」
親ががんになった子どもたちが読むことで、がんについて抱いている素朴な疑問を解消するための小冊子、
以上2点も、同じページから見られるようになっています。
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