2014.08.01
Wendy Harpham の講演内容がご覧いただけます
第36回日本造血細胞移植学会総会ランチョンセミナー(2014年3月8日、沖縄にて開催)において、『親ががんになった時、子どもが力強く成長するのを助けるには』と題してWendy S. Harphamが講演しました。
3月9日に開催したHope Tree 5周年記念講演会の内容とほぼ共通しており、患者さんご本人が聞いて力づけられる内容になっています。
<ウェンディーのご紹介>
ウェンディー S. ハーファムはがんの患者であり、医師であり、3人の子どもの親でもあります。親ががんの子どものケアについての著書も複数あり、全米で講演活動もしています。ウェンディーは、がんの診断を受けた時、幼い子どもが3人おり、内科医として働いていました。度重なる再発と、その都度、自ら調べて選択する治療に取り組みながらの育児を経験した患者としてのお話しは、子どもを持ちながら治療している患者さん、そのご家族、そして医療者の方にとって、勇気を与えてくれ、参考になることと思います。
Hope Tree 5周年記念講演会に向けてのウェンディーから患者のみなさんへのメッセージ:
「Hope Treeの講演会でお会いできるのを楽しみにしています。私ががんと最初に診断された時、子どもは1歳、3歳、5歳でした。23年間に及ぶ患者としての人生の中で、多くの挑戦と葛藤を経験してきました。うまくいったこと、いかなかったことから、多くを学ぶことになり、またそれを他の家族ともシェアする時間も与えられました。
私のお話は、おとぎ話ではなくて、大きな希望がある真実のお話しです。
あなたがご自分のお子さんと、あなた自身を、そして家族のみんなをサポートするのに役立つ実用的な知見とヒントにあふれた午後になるようにお話を準備しました。」